志望校の決め手
私が志望校を決めるときに自宅からの距離だけでなく交通の便も重視しました。電車やバスの混雑具合、本数も調べました。家から近くても時間がかかる場合があり、逆の場合もあるので家から大学までの距離を調べるのも忘れないようにしました。
私は元々医療従事者としてチーム医療に関わる仕事がしたいと考えていたので、付属病院のある大学で絞りました。
また、色々な人と関わりたいと思い、単科大学ではなく、様々な学部をもつ総合大学であることも条件にしました。
また、薬学部に絞ったあとは、国家資格の合格率も見て、偏差値の高い大学を志望しました。
合格までのあゆみ
きっかけは覚えていませんが、小4のときから薬剤師になりたいと思っていました。そこから何も考えず高1まで“薬剤師になる”ということを目標に勉強していました。
高2に上がったとき、高校の先生に「もう受験生だよ」と言われ薬学部のある大学を調べるようになりました。調べているうちに他の学部にもやりたいことを見つけ、志望校を決めるどころか、学部をまたいで悩むようになりました。興味をもった学部は薬学部のほかに医学部、看護学部、理学部、理工学部などでした。すぐには決められなかったのでどこが志望校になっても合格できるようにとりあえず勉強することにしました。
最終的に学部を絞れたのは高3の夏前くらいでした。薬学部に決めたのは学費の問題と大学を卒業した後何がしたいかが主な理由でした。学びたいと思っていたことはどの学部にいっても自分から勉強すれば学べる、と思ったので、そこまで重視しませんでした。
受験勉強で苦しかったこと・乗り越え方
大学受験の勉強は、高校受験のときと比べ物にならないほど大変でした。
高3になると演習の授業が増え、問題が解けてもこれは簡単な問題なのではないかと不安になり、解けないとこんなのも解けなくて受かるのかと不安になりました。いくらやっても足りない気がするし、同じところを目指している人たちは今どんな勉強をしているのか、自分は遅れているのではないか、この勉強の仕方はあっているのか、時間の使い方は正しいのか、全ての行動が不安になりました。この不安は受験が終わるまで消えないと思います...
周りを見たり、ネットで勉強法を調べたりしてもいいと思うし、自分のやり方を貫いてもいいと思います。正解はないので少しでも自分が納得できるようにすることが大切です。(私はネットで調べて自分ができそうな方法だけ試していました。)
あとは、後悔を少なくするために「今できることを一生懸命にやる」ということを常に思い出すことです。志望校に受かるための努力は自分をレベルアップさせてくれます。
私はスケジュールを細かく組んで行動した方が安心できるので「今月やること」「今週やること」「今日やること」と細かく決めて勉強をしていましたが、計画がうまくいかず、負債がたまったときはとても焦りました。週7日あるので、1日は調整日にして負債をできるだけ作らないように計画を変えました。
私が受験生の時は、ちょうどコロナが流行っていて、学校に登校する回数も少ない時でした。受験勉強していて、つまずいたり、リフレッシュしたいときは友達と電話をして、他愛もない話をしたり、一緒に勉強をしてどのくらい進んだかどんなことをしたか話し合ったりしていました。問題を出し合ったりすると記憶にのこりやすかったと思っています。
また、私は毎日塾に自習に行っていたので、塾の先生に話を聞いてもらったり励ましてもらったりしました。話のついでに出された問題がテストで役に立ったこともありました笑
ブレーンでがんばったこと
高2,高3になり、受験勉強を毎日しているとどうしても勉強したくない気分の日やだらけてしまうときもあると思います。私はそんな日をあとから後悔したくなかったので毎日塾に自習に行きました。誰かに見られている感じがあるほうがやる気になる、集中できる人は毎日塾に行くことを習慣にすると勉強習慣がつくと思います。
また、わからないことがあったらすぐに聞くことができるので、モヤモヤが減ります。わからないことはいろんな教材を使って自分で調べられるだけ調べて、それでもわからない時だけ質問するようにすると調べている間に新しいことを知ることができたり知識の確認ができたりします。ただ、時間をかけすぎると全然進まなくなるので注意が必要です笑
受験勉強を通して後輩に伝えたいこと
大学受験は予想以上に精神的にきつい一年でしたが、PDCAをまわしたり、メンタルコントロールができるようになったりと少し成長したと思っています。
また、受験勉強で培った勉強の仕方や集中力もちろん内容も大学での勉強に活きてきます。今までに学んだことは無駄になりません。
ブレーンの先生たちは勉強を教えてくれるだけでなく、相談にものってくれます。先生たちにたくさん質問して勉強の仕方などの情報を少しでも多くもらいましょう。
中学と大きく変わり、1問解くのにかかる時間が長くなります。なので、授業外の時間で演習をたくさんするようにしましょう。特に授業後は授業中に解いた問題をもう一度解くようにしましょう。授業で解いただけで終わりにするとあまり身につかずもったいないです。
受験は頑張ることも大事ですが頑張りすぎると破綻するので時には息抜きも必要です。周りの人の意見を聞くことも忘れないでください。
よく聞くかもしれませんが、たくさん情報をもっている方が有利です。自分に合った入試方式があったり、同じ学部でも別の大学では自分の興味のある分野を扱っていたりということがあります。勉強の息抜きに調べたりするのも面白いかもしれません。
頑張ってください‼